最初に配属された直営の「平和島スターボウル」では、さまざまな経験をさせてもらいました。客足が鈍くなる深夜帯にボウリング投げ放題企画のアイデアを当時の若手で考案、実施して集客に結び付け、仕事の楽しさを実感することができました。
その後、競艇部(当時の部署名)や「天然温泉みうら湯弘明寺店」など現場で勤務。2016年に行われた「黒湯天然温泉 みうら湯弘明寺店」のリニューアルでは、計画段階から携わり、経営分析やマーケット調査から、テナントのリーシングや契約の締結まで一切を任されました。
リニューアルオープン後には支配人として経営・管理に携わり、アルバイト従業員を含めて約30人が働く職場で、勤怠管理はもちろんオペレーションのスリム化といった業務の効率化を図り、無駄を省いた経営体質の改善に務めるなど、多様な経験が自分をより成長させたと感じますね。
現在は、ボートレース事業部の課長として、部下の育成はもちろん、お客さまが快適な環境でレースを楽しんでいただけるよう、施設を維持管理していくのが、私の重要な任務です。レースの開催を滞りなく進めるだけでなく、設備はお客さまの安全にも関わるので、非常に責任の大きな仕事です。
施設を維持管理していくうえで、時には関係団体との折衝や交渉の場面もありますが、
常に京急開発という会社の見解を代弁しているのだという意識を持っています。相手方の話をよく聞いたうえで、言わなければならないことは、相手に正確に伝わるよう言葉を選びながら話すようにしています。
過去には「ボートレース平和島」内にできた日本初の大型の外向舟券発売所である「BOAT RACE 平和島劇場」の立ち上げにも携わり、今は実際に競技が行われるボートレースの「本場」を担当しています。
現在、ボートレース業界では、電話投票や場外発売など広域発売が進み、本場以外の売上の割合が多くなっていますが、レースの迫力や臨場感は本場でしか体験できません。今後さらに快適で居心地の良い環境を実現するため計画的な施設整備を行い、女性や若い方のボートレースファンをどんどん増やして行きたいですね。
「ボートレース平和島」では現在、1年のうちおよそ180日がレース開催日にあたります。基本男性社会といったイメージがありますが、実は大勢の女性の選手や審判員の方々が活躍されているんですよ。プロとして仕事に取り組んでいる姿を見かけると、「お互いがんばりましょう!」という気持ちになります。
安心安全にレースが開催できるように管理するのはもちろんですが、施設内の飲食店舗の入れ替えや施設の改修工事など、実はレースの非開催日が忙しいのも事実です。しかし必ず休日・休暇を取るように会社側から積極的なアプローチがあるので、部下に休暇取得を促すことはもちろんですが、自分自身スケジュールを管理してオンとオフをはっきり区分けしつつ、しっかりとリフレッシュして日々の業務に望めています。
前述のように新規の立ち上げ事業を任されるなど、会社として “男女の分け隔てなく”という意識が強いため、女性が働きやすく、なんでもやりたいことをやらせてくれる社風や環境があると思います。
2019年10月インタビュー
スケジュール確認 メールチェック
スケジュール確認 メールチェック